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遺伝的な要素が原因とされるアトピー性皮膚炎。“体質だから…”と改善を諦めてはいませんか?でも、“成人”のアトピーの症状を悪化させる原因は、日々の生活習慣が大きく関係しているのです。
乳児〜学童期にアトピー性皮膚炎を患っていた
家族に喘息やアレルギー性鼻炎・結膜炎の症状を持つ人がいる
昼間は屋外で日光に当たっていることが多い
布団のシーツを洗ったのは1ヵ月以上前だ
片づけが苦手で、1ヵ月以上部屋を掃除しなくても気にならない
生活している部屋は風通しが悪くジメジメしている
朝晩入浴している、あるいは洗浄力の強い石鹸で身体を洗っている
不規則な生活で慢性的に睡眠不足だ
最近、進学や就職など環境に大きな変化があった
日頃からストレスを溜めがちである
※6項目以上当てはまる人は「アトピー性皮膚炎」に要注意!
アトピー性皮膚炎(以下、アトピー)は、かゆみを伴う湿疹が半年以上にわたって身体に現れるのが大きな特徴。成長過程や個人により発疹の部位や程度は異なりますが、首や関節の内側、汗の溜まりやすい部位を中心に症状が現れる例が多いようです。また、患者さんの大半は乳児期に発症しており、症状は体質的な原因で引き起こされるため完治が難しいとされていますが、症状の改善を図るためにも生活上の様々な誘発要因を取り除くよう、日々心がけることが大切といえます。
個人差があるので一概には言えませんが、発疹の起こる根本的な原因には、本来なら微量しか存在しないはずの血液中の“IgE抗体”が通常より多量に存在しているため、多数の抗原(病原菌)と反応してしまうことが挙げられます。このほか、皮膚の一番外側の“角質層”の細胞間に存在する脂質“セラミド”が作られにくく、先天的に皮脂が少ないことも原因のひとつ。いずれも遺伝的な要因ですが、成人してから症状が悪化するケースの背景には、精神的ストレスや住環境、生活習慣などが関係していることが多いようです。
症状の悪化を防ぐには、まず生活環境を見直すことが重要です。部屋や肌に直接触れる寝具、衣類などは常に清潔に保ち、洗濯のすすぎは十分行うこと。また皮脂の取りすぎは避け、保湿を心がけましょう。ストレスからくる症状への対策としては深い睡眠をとり、しっかり身体を休めることがまずは必要。通院中の人は、症状が改善しないからといっていくつもの病院を渡り歩くのは得策ではありません。季節による症状の変化や薬の効き具合から原因が分かることもあるので、最低でも半年間は通い続ける必要があると言えます。
皮膚と食物の関係は切っても切り離せません。1日3食バランスの取れた食事を心がけ、鉄分やカルシウムなどの無機質をしっかり補給するとともに、皮膚をしっとりさせる良質な“脂肪酸”を多く含むイワシやサバ、サンマなどの青魚は積極的に摂りたいもの。ほかにも、水溶性の脂肪酸が多く含まれる植物油やチーズ、ヨーグルトなどもおすすめです。
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