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現代人の健康知識
【第37回】「だるい」 “日常生活に支障が…”そんなあなたは早期の診断を!
様々な強迫観念から仕事や日常生活に支障をきたすこともある強迫性障害。その代表的な症状や診断を受ける上での大切なポイントや、発症を防ぐための日々の心がけなどについて説明します。
イラスト
「強迫性障害」関連症状チェックリスト
1 悩み事や愚痴を周囲に漏らすことはほとんどない
2 仕事中や勉強中休憩をとらないことが多い
3 趣味や楽しめるものがない
4 最近、結婚や妊娠、出産など生活に大きな変化があった
5 バイ菌が気になり何度も手洗いを繰り返してしまう
6 汚れが気になりつり革やドアノブを触れない
7 戸締まりなどが気になり何度も家に確認に戻ってしまう
8 物の配置が気になり並べ直しを繰り返してしまう
9 事故に遭うなどの妄想を打ち消そうと別のことをひたすら考える
10 自らの強迫観念や強迫行為で生活に支障が出ている

※あてはまる項目の多い人は要注意!

環境の変化が引き金となって発症する
 強迫性障害とは、不安や恐怖を引き起こすような考えやイメージが自分の意志に反して繰り返し浮かび、その不安や恐怖心を和らげるために確認や手洗いなどの行為を繰り返してしまう病気を言います。自分自身でおかしいと分かっていながらその行為をやめられないのが特徴で、男女共に、約50人にひとりの割合でかかると言われています。環境の変化などによるストレス、特に20〜30代の女性では、結婚や妊娠、出産や子育てなどが引き金になり、発症することが多いようです。
エスカレートすると引きこもり状態に 担当医師との信頼関係が大切
具体的には“手にバイ菌がついているのではないか”という強迫観念に襲われて執拗に手洗いを繰り返したり、“コンロの火を消し忘れているのではないか”などと不安になり、何度も家に戻って確認を繰り返してしまう、等の症状が挙げられます。他にも、駅のホームで“誰かを線路に突き落としてしまうのではないか”という恐怖に駆られて電車に乗ることを避けたり、外出を避けたりするなど、日常生活や人間関係に支障をきたしやすくなるのも特徴。さらに悪化すると、引きこもりに発展することもあるため、早期に適切な治療を受けることが必要です。 自らの強迫観念や強迫行為によって日常生活に支障が出ていると感じたら、何よりもまず、病院の診断を受けるのが先決。予め精神科があるかどうかや、強迫性障害の治療を専門的に行っているかどうかを確認してから訪れましょう。そして、回復のためには医師との間に信頼関係を築いていくことも欠かせません。症状は、薬によって2〜3カ月で緩和していく場合もありますが、年単位の時間をかけて治療に取り組む必要があるケースも多いため、自分自身が安心して通える病院かどうか、医師との相性も含めて慎重に確認することが大切です。
ひとくちコラム
ラベンダーの香りでリラックス 自分なりのストレス解消法を!
発症を防ぐためにもストレスは日頃からこまめに解消するよう心がけたいもの。疲れを感じたら適度に散歩したり、休憩をとったり、お風呂にゆっくり浸かって眠るなど、ストレスはその日の内に解消するよう心がけましょう。また、様々なことに興味や関心を持ち、ひとつのことにこだわらないことも大切。趣味の集まりに参加したり、習い事を始めるのもよいでしょう。
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